CASSIOPEIAラジェンダ【BE-500:CASIO】

CASIOから廉価版のPDAとして登場したBE-500ラジェンダは、WinodwsCEをOSとして搭載するPDA「CASSIOPEIA」に属する市販向けモデルの一つです。

BE-500は歴代CASSIOPEIAの中でもっとも低価格で提供された機種だったと記憶しています。

廉価版のWinCE搭載PDA「lagenda」

ラジェンダ(lagenda)BE-500の特徴はメーカーがハンドヘルドタイプの端末の端末に親しみを持ってもらうために従来のWinCE搭載機と差別化を図り廉価版として登場させたものだと言うところでしょう。

そのためBE-500の筐体は、従来機やCASIOが手がける他のOEM向けPDAとくらべ、やや質感が劣るようで機能の割に持った感じも軽く感じます。

正面から見たBE-500

本体正面には、十時キーを含め5つのハードウェアボタンが並んでいます。

側面や裏には大きなボタンはありません。

画面下にはアプリケーションと紐付けされたショートカットがおかれていてスタイラスで操作する仕様です。

本体左側のリセットスイッチ

左側には、RESETボタン用の小さな穴。

BE-500の右側面

右側面にはスタイラスが見えるほか装備はありません。

本体上部のCFスロット

丈夫のCFスロットにはCFタイプの小型無線LANカードが挿入可能になっています。

BE-500本体下のIF

本体の下には、通信ケーブルようのコネクタ挿入口とACアダプタ用のジャック、イヤホンの差し込み口が並んでいます。

なお、BE-500もクレードルは標準装備です。

BE-500のスペック仕様

lagendaBE-500の仕様は以下の通りです。

  • OS:MicrosoftWindowsCE3.0
  • CPU:MIPS系VR4131(166MHz)
  • 大きさ:タテ121(mm)×ヨコ76(mm)×厚さ17.9(mm)
  • 重量:158(g)
  • メモリー:16MB(RAM)/16MB(ROM)
  • 電源:リチウムイオン充電地

本体の厚さ17.9mmはPalmOS機であるクリエのストレート筐体モデルと比較すると結構な厚みですが、価格的なメリットがあったため許容できる範囲でした。

メモリ容量もこのモデルとしては必要十分といえるスペックでしょう。

BE-500の使用感

ラジェンダの使用感で一番気になったのが、液晶画面の視認性です。

横240×縦320ドットの画面は当時としてはそれほど狭いものではありませんが、BE-500が採用していた透過性STNカラー液晶というのが屋内、屋外問わず見づらい感じがしました。

屋内でもちょうど良い明るさのもとでは、目の疲れという意味ではもっとも評価の低いPDAだったのを覚えています。

もっと言えばWinCE搭載のわりに標準のランチャーがいまいちだったのですが価格を考えると致し方ない点です。

評価できる点は、WinCE機だけにCFスロットを使ってWifi通信が可能でその設定も分かりやすいものでした。

廉価版カシオペアBE-500

廉価版ということもあり、持ち運びや保管に気を使うことなくACアダプタも別機種のものがそまま使えます。

BE-500はPalmOS搭載機と違い、インストールしたソフト(アプリケーション)やデータが不揮発性のROMに記憶されていて、バッテリー切れが長期間続いてもバックアップからデータをリストアさせることなく時刻の再設定だけで使用が可能です。

画像の端末も、久しぶりに電源を入れてみたら2004年4月に受信したメールが残っていました。

この辺はありがたい仕様ですね。

それから、廉価版だけあって樹脂製ケースのため冬場のひんやり感はまったく感じさせないところも個人的には気に入っています。

シャープの独自OS搭載PDA【Zaurus_MI-L1】

PDA時代の初期にシャープが独自OSを搭載した端末として発売したのがZaurus(ザウルス)MI-L1。

SHARPのZaurusシリーズは文字入力を重視していたようで、初期のMI系モデルからLinuxOSモデルまでキーボード有りの製品が多いのが特徴です。

初期型Zaurusの外観

ZaurusMI-L1の見た目は、そのころ他社が売り出していたPDAに比べやや大きめで地味な印象でした。

正面から見たZaurusMI-L1

設定項目を良く確認していませんが、バックライトが付いていないのはもともと搭載されていない機種なのかも知れません。

Zaurusに限らず、初期のPDAはどれもバックライトが搭載されていても十分な照度がないものがほとんどでした。

MI-L1の左側面:本体左側面

本体左側面

本体の左側にはSDカードスロット、赤外線ポートなどが配置されています。右側面には特に何も装備されていません。

本体上部

縦長本体の上部にはCF(コンパクトフラッシュ)スロットtypeⅡが装備されています。

本体下

底面には、充電用のACプラグの差し込みとPCとの通信ケーブル用I/Oポートが配置されています。

MI-L1の裏面

本体裏にはバッテリー取り出し用のカバーがある程度。

MIザウルスはSDカードとCFスロットが割りと初期のモデルから搭載されていたのが、他社と比べて特徴的だったと覚えています。

CFスロットは主に通信用のカードスロットを想定していて、無線LANやアナログ回線を使った通信機能には力を入れていたPDAだったと言えるでしょう。

MI-L1の主な仕様

SHARP_ザウルスMI-L1の主なスペックは次の通り。

メーカーサイトでも使用OSは「ザウルスOS」とだけ表記されています。

  • OS:ザウルスOS
  • CPU:32ビットRISC
  • 大きさ(カバー無し):タテ139.5(mm)×ヨコ81.5(mm)×厚さ17(mm)
  • 重量(カバー無し):185(g)
  • メモリー:16MB ユーザーエリア7MB
  • 電源:リチウムイオン充電地

PDAと言えば、CASIOがWindowsCE、SONYはPalmなど他社が汎用のOSを搭載し商品を開発する中で、SHARPだけはZaurusに独自のOSを搭載していたのが印象的でした。

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Zaurusのハードウェアキーボード

キーボードを出したMI-L1

MIザウルスの特徴はなんといってもQWERTYキーボードを搭載しているPDAであるということ。

キーボード部分の画像

ボタンは小さいですが、当時、ガラケーの同じキーを何度も連打しながら文字入力を打っていたのに比べれば格段に打ちやすいものです。

その後のザウルスの進化

ザウルスの最も初期のモデルがこのMI系だったかどうか覚えていませんが、その後カメラ搭載などの進化を経てLinuxザウルスへと発展していくことになります。

Zaurus(LinuxOS)の終盤モデルにはハードディスクが搭載され、記憶容量が拡充されましたが、電力の消費や耐衝撃性に劣ることなどHDDのデメリットを考えると必ずしも喜ばしいものではなかったようです。

正直、ノートPCにSSDが搭載されることが当たり前のようになっている現代と比べても一時的に時代に逆行した瞬間があったともとらえることが出来るでしょう。

ただし、クラムシェルタイプの筐体にLinuxを搭載したZaurusはもはやPDAというより超小型ノートPCだったと言っても過言ではないほどの携帯性に優れた全部入り情報端末でした。

ポケロボ専用モデムVR-50MD

以前、記事に書いたパチンコ専用端末のポケロボVR-50MⅡにはデータロボでの台情報収集の他に自宅にいながらデータを受信する専用モデムが存在しました。

この専用モデムを使えば自宅で事前に台情報をチェックしてからパチンコ店へ出かけることが可能というわけです。

DATA_MODEM VR-50MD

ポケロボのデータを遠隔で受信できるDATA MODEM_VR-50MDはVR-50MⅡと同じダイコク電機製で大きさもポケロボとそれほど変わらないサイズです。

VR-50MDの本体

VR-50MDの本体上には中央に「通信開始」と書かれたボタンがあります。

データモデムの本体裏

本体の裏には単3電池が4本入るスペースがあります。

長期間放置していましたが幸いなことに液漏れがありませんでした。

VR-50MD正面

正面には各種の表示ランプ、POKEROBO_VR-50MⅡとのデータ送受信用に用いる赤外線ポートが配置されています。

ポケロボVR-50MⅡについてはこちら
パチンコ専用端末ポケロボ【VR-50MⅡ:ダイコク電機】

自宅でデータ通信を可能にした機器

VR-50MDの背面

VR-50MDの背面には、普通のモデムと同じくモジュラージャックを備えています。
他にはACジャックと設定スイッチと電源スイッチが配置されています。

私自身、こうした情報端末に興味はあっても、実際にポケロボやモデムを使いパチンコ店へ熱心に足を運んだ記憶があまりありません。

この頃、既にたばこをすう習慣もなかったので自分にとってパチンコ店が劣悪な環境だったことは確かです。

そうは言ってもVR-50MDを含めポケロボ本体も、当時パチンコの景品として交換したものでしたので、こうした機器を駆使すれば出玉がゴッソリなどということを企んでいたことは確かなようです。